子どもに「英語が好き!」という気持ちを育てるには、楽しい絵本との出会いがとても大切です。この記事では、英語育児に最適な【英語絵本110選】を、年齢や英語レベル、目的別に分けてご紹介します。
初めての英語でも安心の赤ちゃん向け絵本から、ストーリーを楽しみながら自然に英語力が身につく小学生向けまで、幅広く厳選。
「英語絵本の読み聞かせってどう始めるの?」「知育教材としても使える絵本ってある?」そんな疑問にも応えながら、英語育児の第一歩をサポートします。
幼児英語教育や英語育児の始め方を探している方にこそ、読んでほしい保存版リストです。
英語絵本一覧
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①【英語レベル★☆☆】はじめての英語えほん(0〜3歳向け)
英語に初めてふれる乳幼児や英語初心者にぴったりの絵本。1ページに1〜3語程度、リズムや繰り返しのある文章が特徴で、絵と一緒に英語の音に親しめます。読み聞かせや音読練習にも最適。
- Flotsam:絵だけで語る不思議な海底探検。
- A Chair for My Mother:家庭のぬくもりを感じるCaldecott Honor作品。
- Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?:繰り返しで色と動物を学べる定番絵本。
- Goodnight Moon:夜寝る前の安心感をくれるロングセラー。
- The Very Hungry Caterpillar:数・曜日・食べ物が学べるベストセラー。
- Hand Hand Fingers Thumb:身体とリズム遊びに最適な赤ちゃん絵本。
- From Head to Toe:体を動かしながら読むインタラクティブ絵本。
- I Went Walking:散歩の中で動物と出会うリズミカルな絵本。
- Incy Wincy Spider:おなじみの英語童謡を絵本で楽しむ。
- Row Row Row Your Boat:英語の歌に親しむ童謡絵本。
- Twinkle Twinkle Little Star:眠りを誘うメロディの名作絵本。
- Little White Fish:さみしさと再会を描いた感動の海の絵本。
- Splish Splash Ducky!:カラフルで水遊びがテーマの赤ちゃん絵本。
- Little Blue Truck’s Christmas:小さなトラックと一緒にクリスマスの準備を楽しめるボードブック。
- Mouse’s First Fall:初めての秋を体験するマウスの心温まる物語。
- Peek-a-Moo!:いないいないばあ遊びと動物の鳴き声が楽しめる赤ちゃん向け絵本。
- Pony Brushes His Teeth:ポニーが歯みがきする姿がかわいらしく、習慣化にも役立つ一冊。
- Splish, Splash, Ducky!:アヒルのドッキーと一緒に雨の日の冒険を楽しめるリズム絵本。
- Ten Tiny Tickles:くすぐり遊びを通じて数と身体の部位を学べる絵本。
- Where is Baby’s Christmas Present?:赤ちゃんと一緒にクリスマスプレゼントを探すしかけ絵本。
- Yummy Yucky:「おいしい」と「まずい」を楽しく比較するシンプルな赤ちゃん絵本。
②【英語レベル★★☆】リズムと繰り返しで覚える絵本(3〜6歳向け)
英語のリズムや音感を楽しみながら自然に単語や文のパターンが身につく絵本。簡単なストーリー構成や繰り返しのある言い回しが多く、幼児から小学校低学年にかけて英語に慣れるのに最適です。
- Don’t Let the Pigeon Drive the Bus!:Mo Willemsによるユーモアたっぷりの対話形式絵本。
- Press Here:インタラクティブで子どもが夢中になる仕掛け絵本。
- Shark in the Park:想像の世界で繰り返される楽しさ。
- A Skunk in My Bunk!:おもしろリズムと擬音がいっぱい。
- Hooray for Fish:色彩豊か、リズミカルに魚たちを紹介。
- If You Give a Mouse a Cookie:循環するストーリーが楽しい定番。
- No, David!:息子のイタズラに繰り返される「No, David!」が印象的。
- Interrupting Chicken:ユーモアと繰り返しが光るお話。
- Play With Me:友だちとのやりとりがリズミカル。
- Pumpkin Soup:クッキング系の繰り返しが楽しい。
- The Doorbell Rang:ケーキを分けるたび人数が増える数え絵本。
- The Garden of Abdul Gasazi:繰り返し要素×ちょっぴりミステリアス。
- The Great Big Enormous Turnip:みんなで力を合わせるリズムと掛け声。
- We’re Going on a Bear Hunt:探検リズムと掛け合いが楽しい。
- What’s the Time, Mr Wolf?:掛け声とリズムで遊ぶ定番ゲーム絵本。
- Yo! Yes?:会話だけで展開するシンプルで楽しい絵本。
- Ball for Daisy:言葉少なめ、感情豊かに伝わる絵本。
- Sylvester and the Magic Pebble:繰り返される魔法と感動のストーリー。
- Frederick:冬に備えるねずみたちの心温まる物語。
- Bear Says Thank You:くまさんが「ありがとう」を繰り返し伝える、礼儀を学べる絵本。
- Go Away, Big Green Monster!:恐怖を笑い飛ばすリズムで、子どもの不安をやわらげる絵本。
- Here We Go Around the Mulberry Bush:歌いながら日常生活を学べる童謡絵本。
- How Do You Feel?:感情表現をやさしい英語とカラフルな絵で学べる絵本。
- Peck Peck Peck:小さなキツツキが「つつく」を繰り返しながら冒険するユニークな一冊。
- Pete the Cat: I Love My White Shoes:色が変わる靴とともにポジティブな心を育む人気絵本。
③【英語レベル★★★】ストーリーを楽しむ英語絵本(5〜8歳向け)
ストーリー性のある絵本で、英語での読解力や語彙力を少しずつ伸ばしていきたい子どもにおすすめ。日常会話に近い英語や複文が含まれ、絵を手がかりに意味をつかめる内容です。
- Last Stop on Market Street:日常の中の美しさと人とのつながりを感じさせるNewbery & Caldecott受賞作。
- Kitten’s First Full Moon:一晩中お月さまを探す子猫の愛らしい冒険。
- Madeline’s Rescue:パリの街でマドレーヌが仲間を助ける冒険。
- Make Way for Ducklings:家族と安全を守るカモの物語、ボストンの名作。
- Swimmy:小さな魚が仲間と協力することで大きな力に。
- Sylvester and the Magic Pebble:魔法の石による感動ストーリー(Caldecott Medal受賞)。
- A Sick Day for Amos McGee:優しさと友情が織りなす心温まる物語。
- Papa, Please Get the Moon for Me:父と娘のロマンチックな夜の冒険。
- A Tree Is Nice:自然の大切さと木のある生活の豊かさを描くCaldecott受賞作。
- BEAR CAME ALONG:仲間とともに冒険を通じて「つながり」を描いた感動作。
- Cinderella:古典的なおとぎ話を通して夢と希望を伝える永遠の名作。
- Curious George::いたずら好きなジョージの冒険は子どもたちに大人気。
- My Friend Rabbit:トラブルメーカーでも大好きな友達、友情の大切さを描く。
- Olivia:好奇心旺盛でクリエイティブな子ブタの女の子の物語。
- One Cool Friend:ペンギンとの出会いから始まるおしゃれな友情物語。
- One Morning in Maine:日常の小さな出来事が特別な1日になる、穏やかな物語。
- The Big Snow:動物たちが冬に備える様子を静かに描いた自然観察絵本。
- The Cat in the Hat:ドクター・スースの代表作。テンポよく読める言葉遊び満載の絵本。
- Tuesday:セリフなしで語る、カエルたちの奇想天外な夜の冒険。
- Waiting:待つことの意味と日常の豊かさを味わえる静かな一冊。
- Where the Wild Things Are:子どもの内面世界を見事に描いた世界的名作。
- Who Stole the Cookies from the Cookie Jar?:リズムと推理が楽しい参加型絵本。
④【やや難しめ】理解に大人のフォローがあるとより良い作品(8歳〜)
- The Man Who Walked Between the Towers:実話に基づく高所パフォーマーのスリリングな物語。
- Me… Jane:若き日のジェーン・グドールの夢と探究心を描く伝記絵本。
- The Rough Patch:悲しみを乗り越える犬の成長を描く深いストーリー。
- The Wall: Growing Up Behind the Iron Curtain:歴史と家族の絆を学ぶ感動的な自伝絵本。
- Joseph Had a Little Overcoat:物を大切にするユーモアと哲学のあるストーリー。
- Noah’s Ark:動物たちと冒険する大きな世界を旅する物語。
- The Little Island:孤独と友情、壮大な自然を感じる一冊。
- Extra Yarn:毛糸の魔法が町を変える、静かな感動のストーリー。
- Fables:動物たちが教えてくれる人生の知恵と道徳。
- Once a Mouse:インドの民話をもとにした変身の物語。Caldecott Medal受賞作。
- Ox-Cart Man:昔ながらの暮らしと家族の営みを描いた郷愁あふれる一冊。
- The Biggest Bear:小さな男の子とクマの壮大な友情を描いた感動の物語。
⑤【英語レベル★★★+】考える力を育てる絵本(小学校中学年以上)
哲学的なテーマ、ユーモア、風刺、異文化理解などを含んだ少しレベルの高い絵本。英語の表現も豊かで、感情や考えを深く読み取る力が求められます。親子で一緒に読むのもおすすめ。
- All the World:世界とつながる景色や人々のテーマを描く詩的絵本。
- Grandfather’s Journey:移民として生きる想いを美しい絵とともに表現。
- The Lion & the Mouse:古典的なアリストテレスの寓話を絵本化。
- Time of Wonder:自然とのふれあいから感性を育む作品。
- The Stinky Cheese Man and Other Fairly Stupid Tales:ユーモアとパロディ満載、大人も楽しめる変化球。
- They All Saw a Cat:視点の多様性を感じさせるアート絵本。
- In the Night Kitchen:シュルレアリスムタッチで夢の世界を描く。
- Blackout:絵と光と影で表す都市の夜の物語。
- How I Learned Geography:戦争の中でも夢を持つ力を失わなかった少年の心の旅。
- Sleep Like a Tiger:眠れない子どもと自然界の眠りを重ねる、幻想的で哲学的な物語。
- The Happy Day:長い冬のあとに訪れる春のよろこびを、静かで深い感動で描いた一冊。
- The House in the Night:夜の世界の安心感と美しさを詩的に表現したCaldecott受賞作。
- Zen Shorts:パンダが語る禅の短編話を通じて、深い人生の教訓に触れられる一冊。
⑥【英語レベル★〜★★★】うた・しかけ・アクティビティ絵本(年齢不問)
英語の歌・遊び・インタラクティブな仕掛けで楽しめる絵本。英語のレベルにかかわらず、体を動かしたり声に出したりしながら学べるため、家庭や教室で活用しやすいジャンルです。
- Rhymoe Favorite songs:歌や手遊びが豊富に詰まった音楽絵本。
- The Wheels on the Bus:人気童謡を絵本で楽しく学べる。
- Chicka Chicka Boom Boom:リズム感でアルファベットに親しめる。
- Maisy’s Wonderful Weather Book:天気の言葉と音が楽しく身につく参照絵本。
- Bizzy Bear Space Rocket:しかけをめくって宇宙を冒険する。
- Sing along Nursery Rhymes:定番の童謡でリズム遊び。
- Huggy Kissy:ハグやキスを楽しむスキンシップ絵本。
- Tanka Tanka Skunk:リズミカルな擬音が楽しいお話。
- Peek‑a‑Moo!:シンプルないないいないばあ遊び絵本。
- Where Is Baby’s Belly Button?:しかけで体を学ぶインタラクティブ絵本。
- Where’s Spot?:しかけ満載の愛されボードブック。
- Shh! We Have a Plan:動物たちがおしゃべりを楽しむしかけ絵本。
- Time for a Hug:英語のやさしいフレーズで心が温まる。
- Today I Will Fly!:やる気が出る前向きなアクティビティ絵本。
- Christmas Cookie Day!:クッキー作りをテーマに、リズムよく楽しく読めるクリスマス絵本。
- Richard Scarry’s Best Word Book Ever:日常のことばやモノを楽しく覚えられる図鑑型の大人気絵本。
英語絵本の読み聞かせってどう始めるの?
📌 1. 最初は“簡単な絵本”でOK!
英語が得意でなくても心配はいりません。最初は1ページに1文、または単語が並ぶだけの絵本から始めてみましょう。
「Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?」や「From Head to Toe」などは、繰り返しのあるリズムで読みやすく、絵だけでも意味が伝わりやすいのでおすすめです。
📌 2. 正しい発音より“楽しく読む”ことを大切に
発音を完璧にしようとするより、「一緒に声に出して読む」ことを大切にしましょう。
子どもは親の声で安心し、英語そのものへのハードルが下がります。音声付き絵本やYouTubeの読み聞かせ動画を併用するのも効果的です。
📌 3. 読むタイミングは“生活の一部”に
寝る前の読み聞かせタイムやおやつのあと、トイレのあとなど、「毎日のルーティン」に組み込むと、自然と習慣になります。
無理に英語だけにこだわらず、日本語絵本と交互に読むのもOK。
📌 4. リアクションやジェスチャーを添えると楽しくなる
指さしをしたり、感情を込めたり、動作をつけたりすると、子どもはさらに引き込まれます。
たとえば「Clap your hands!」のような指示文は、実際に一緒にやってみるのが◎。
📌 5. 「意味を訳す」よりも「感覚で楽しむ」
一語一句訳す必要はありません。絵とセットで「なんとなく楽しい・面白い」と感じられれば十分です。
英語に“触れる体験”を積み重ねることで、自然と耳や語感が育ちます。
お子さんにぴったりの1冊が、英語好きのきっかけに
英語絵本は単なる読み物ではなく、「学び」と「楽しさ」が共存する最強の知育教材です。
今回ご紹介した110冊の中には、お子さんの好奇心を刺激する作品、リズム感で英語の耳を育てる作品、心に残るストーリーで感情に寄り添う作品など、多彩な魅力があります。
英語育児は、まず1冊の絵本から。「難しそう」「発音が不安」…そんな心配も、読み聞かせから始めればぐっとハードルが下がります。
今だからこそ、“英語で絵本”の時間を親子で楽しんでみませんか?
よくある質問(FAQ)
Q1. 英語絵本は何歳から読み聞かせを始められますか?
A1. 赤ちゃん期(0歳〜)から始められます。最初は「Peek‑a‑Moo!」など短く繰り返しが多い本で音に親しみながら、徐々にストーリー性のある本にステップアップしていきましょう。
Q2. 読み聞かせの効果はどんなものがありますか?
A2. 聞く力(リスニング)、語彙力、発音、そして英語を好きになる気持ちが育ちます。絵本の世界を通じて感情の理解や文化的背景を体感する教育的効果もあります。
Q3. 発音が苦手でも大丈夫ですか?
A3. はい。正確な発音よりも「楽しそうに読む」「声に出す」ことが大切です。音声付き絵本やYouTubeの読み聞かせ動画と併用すれば、自然に耳が慣れていきます。
Q4. 英語絵本は毎日読んだ方がいいですか?
A4. 毎日数分でも継続することで習慣化され、英語に対する抵抗感が軽くなります。寝る前ルーティンなどにうまく組み込むと効果的です。
Q5. 音声教材を一緒に使った方がいいですか?
A5. はい、ネイティブのリズム・発音に触れることで、英語の自然な響きへの慣れが深まります。絵本+音声の併用が効果的です。
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