小学生が作文や日記を書くとき、「どうやって気持ちを表現したらいいの?」と迷うことは少なくありません。そんなときに役立つのが、日常生活でよく使う「喜怒哀楽」の言葉です。
「喜び」「怒り」「哀しみ」「楽しみ」を言葉で表せるようになると、文章がぐんと豊かになり、読み手に気持ちが伝わりやすくなります。本記事では 小学生が使いやすい喜怒哀楽の表現 をわかりやすく整理しました。作文や家庭学習などに活用できる内容です。
言葉の意味を知り、適切に使えるようになることは、子どもの「表現力」を育む第一歩。日常生活や作文で使える豊かな言葉を身につけていきましょう。
喜怒哀楽の言葉一覧
1. 喜びの表現とは? – うれしい気持ちを伝える言葉
「喜び」を表す言葉には、うれしい・楽しい・わくわくするなど、心が明るくなる感情を伝える表現がたくさんあります。小学生が作文や日記に使うと、自分のうれしかった体験を具体的に表現できるようになります。友だちと遊んで楽しかったときや、テストで良い点を取ったときに使える言葉を覚えておくと、場面に合わせて気持ちをより豊かに描けます。
- うれしい(うれしい)
良いことがあって心が明るくなる気持ち。 - にこにこ(にこにこ)
楽しくて自然に笑顔になるようす。 - わくわく(わくわく)
これからのことを楽しみにして胸が高鳴る気持ち。 - にやにや(にやにや)
楽しいことを思い出したり、ひそかに喜ぶようす。 - ほっとする(ほっとする)
心配がなくなって安心する気持ち。 - 笑顔(えがお)
楽しい気持ちが顔に表れている表情。 - 小躍りする(こおどりする)
うれしくて思わず飛び跳ねてしまうこと。 - 胸がはずむ(むねがはずむ)
うれしくて心が弾むような気持ち。 - 満足(まんぞく)
望みどおりになって心がいっぱいになること。 - 喜ぶ(よろこぶ)
うれしいと感じて心が満ちること。 - にっこり(にっこり)
にこやかに笑うようす。 - 幸せ(しあわせ)
心が満たされて安心している気持ち。 - ごきげん(ごきげん)
気分が良くて楽しそうなようす。 - 大喜び(おおよろこび)
とても強くうれしく思うこと。 - 笑う(わらう)
楽しいときやおかしいときに自然に出る表情や声。 - 幸運(こううん)
良いことが起こってうれしい気持ち。 - 誇らしい(ほこらしい)
自分や仲間を自慢に思ってうれしい気持ち。 - 大笑い(おおわらい)
とてもおかしくて声を出して笑うこと。 - 得意げ(とくいげ)
うまくできて自信をもち、うれしい気持ちになること。 - 笑み(えみ)
にっこりとやさしい笑顔。 - 楽しい(たのしい)
心が満たされて明るくなる気持ち。 - 感謝(かんしゃ)
ありがたく思い、心がうれしく満たされること。 - 晴れやか(はれやか)
明るくすっきりしたうれしい気分。 - 痛快(つうかい)
気持ちがすっきりしてとても楽しいこと。 - 満喫(まんきつ)
楽しいことを心から味わって楽しむこと。 - 活気づく(かっきづく)
元気が出て、楽しさで勢いがつくこと。 - 笑みをこぼす(えみをこぼす)
思わず顔がほころんで笑うこと。 - うれし涙(うれしなみだ)
感動して涙が出るほどうれしいこと。 - 気分爽快(きぶんそうかい)
心がすっきりして楽しい気分になること。 - 夢中になる(むちゅうになる)
楽しくて他を忘れるほど集中すること。 - 安らぎ(やすらぎ)
心が落ち着いてうれしく安心する気持ち。 - にやり(にやり)
ひそかにうれしいときに笑うこと。 - 幸福感(こうふくかん)
しあわせを感じている気持ち。 - 笑い声(わらいごえ)
楽しさが声となってあらわれること。 - 心温まる(こころあたたまる)
やさしい気持ちになってうれしくなること。 - 晴れ晴れ(はればれ)
すっきりと楽しい気分になること。 - 大満足(だいまんぞく)
思いどおりになってとても喜ぶこと。 - 愉快(ゆかい)
楽しくて気持ちのよいこと。 - 気持ちいい(きもちいい)
心や体がすっきりしてうれしいと感じること。 - 笑い転げる(わらいころげる)
とてもおかしくて転がるほど笑うこと。 - うれしさでいっぱい(うれしさでいっぱい)
心の中がうれしい気持ちで満たされること。 - ゲラゲラ(げらげら)
大声で楽しそうに笑うこと。
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