英語の接続詞一覧と使い方 – 英語の接続詞を理解して文章力をアップ!

英語の接続詞一覧と使い方 - 英語の接続詞を理解して文章力をアップ! 英語
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英語を学ぶ上で、文をスムーズに繋げる役割を果たす「接続詞」は非常に重要です。接続詞を使いこなすことで、単調になりがちな文章をより論理的で滑らかな表現にすることができます。本記事では、英語の接続詞を「等位接続詞」「従属接続詞」「相関接続詞」の3つに分類し、それぞれの使い方と例文を紹介していきます。また、接続副詞・慣用句的な接続詞についても触れ、英語の文章力を向上させるヒントをお伝えします。

※ 掲載されている情報の正確さにはできる限り留意していますが、誤り等がありましたらお知らせください。

 

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1. 英語の接続詞とは?

英語の接続詞(Conjunction)は、語と語、句と句、文と文を繋げる役割を持つ言葉です。接続詞を適切に使うことで、文章全体をより論理的に、そしてスムーズに繋げることができます。接続詞は、文中の異なる要素を結びつけて、対比、選択、理由、結果など、文と文の関係性を明確にする役割を果たします。

接続詞は主に以下の3種類に分類され、それぞれ異なる役割を持っています:

  • 等位接続詞(Coordinating Conjunctions)
  • 従属接続詞(Subordinating Conjunctions)
  • 相関接続詞(Correlative Conjunctions)

 

  1. 等位接続詞(Coordinating Conjunctions)
    等位接続詞は、2つの同等の文法的要素(語、句、節、または文)を繋げる際に使用されます。最もよく使われる7つの等位接続詞は、”for”、”and”、”nor”、”but”、”or”、”yet”、”so”です。これらの接続詞は、「FANBOYS」という略語で覚えやすくなっています​。
  2. 従属接続詞(Subordinating Conjunctions)
    従属接続詞は、主節(独立した文)と従属節(独立していない文)を結びつけ、従属節が主節に従う関係を示します。たとえば、”because”(~なので)や “although”(~にもかかわらず)などが挙げられます。従属接続詞は、時間、条件、理由、譲歩などを表すことができ、文中で追加情報や詳細を提供する役割を果たします。
  3. 相関接続詞(Correlative Conjunctions)
    相関接続詞は、ペアで使用され、文法的に等しい要素を結びつけます。”either … or …”(~か~かどちらか)や “not only … but also …”(~だけでなく~もまた)などがその例です。これらの接続詞は、文中で対比や選択、さらには追加情報を示す際に使われ、文の論理的なバランスを強化する役割を持ちます​。

接続詞の役割と重要性

英語の接続詞を正しく使うことで、以下のような効果が期待できます。

  • 文の流れを滑らかにする: 接続詞を使うことで、異なる文をスムーズに繋げ、文章全体を読みやすくすることができます。
  • 論理的な関係を示す: 理由、結果、条件、対比、譲歩など、文の意味関係を明確にすることで、読み手に正確な情報を伝えることができます。
  • 文のバリエーションを豊かにする: 同じ接続詞ばかりを使うのではなく、様々な接続詞を用いることで、文章のバリエーションが増し、単調な印象を与えずに表現の幅を広げることができます。

たとえば、”I wanted to go to the park, but it was raining.”(公園に行きたかったが、雨が降っていた)という文では、”but”を使って、行きたい気持ちと雨という障害を対比的に表現しています。このように、接続詞を使うことで、文の意味をより明確に伝えることができるのです。

接続詞の使い方や種類を理解し、適切に使いこなすことで、文章全体の質を大幅に向上させることができるでしょう。

 

※ 掲載されている情報の正確さにはできる限り留意していますが、誤り等がありましたらお知らせください。

 

英語の接続詞 一覧

1. 等位接続詞(Coordinating Conjunctions)

等位接続詞は7つあり、文を対等に結びつける役割をします。

  • for(~だから)
  • and(そして)
  • nor(~もまた~ない)
  • but(しかし)
  • or(または)
  • yet(それでも)
  • so(だから)

 

 

2. 従属接続詞(Subordinating Conjunctions)

従属接続詞は主節と従属節を結びつける役割を持ち、条件や時、理由などを表す際に使います。以下は代表的な従属接続詞のリストです。

  • after(~の後で)
  • although(~にもかかわらず)
  • as(~する時、~するにつれて)
  • because(~なので)
  • before(~の前に)
  • even if(たとえ~でも)
  • even though(~にもかかわらず)
  • if(もし~なら)
  • in case(~の場合に備えて)
  • once(一旦~したら)
  • since(~して以来、~なので)
  • so that(~するために)
  • though(~だけれども)
  • unless(~でない限り)
  • until(~するまで)
  • when(~する時)
  • whenever(~する時はいつでも)
  • where(~する場所で)
  • whereas(~である一方で)
  • wherever(~する場所はどこでも)
  • whether(~かどうか)
  • while(~する間に)
  • as long as(~する限り)
  • as soon as(~するとすぐに)
  • provided (that)(~という条件で)
  • assuming (that)(~と仮定して)
  • in order that(~するために)
  • rather than(~よりむしろ)
  • because of(~のために)
  • due to(~のため)
  • given that(~を考慮すると)
  • considering(~を考慮して)

 

 

3. 相関接続詞(Correlative Conjunctions)

相関接続詞は、2つの単語や句をペアで使い、文のバランスを取る役割をします。

  • either … or …(~か~かどちらか)
  • neither … nor …(~も~も~ない)
  • both … and …(~も~も両方)
  • not only … but also …(~だけでなく~もまた)
  • whether … or …(~であろうと~であろうと)
  • such … that …(とても~なので~)
  • so … that …(とても~なので~)
  • no sooner … than …(~するとすぐに~)
  • rather … than …(~よりむしろ~)
  • hardly … when …(~するや否や~)
  • scarcely … when …(~するや否や~)

 

 

4. その他の接続詞(Conjunctive Adverbs)

接続詞として機能する副詞やフレーズもあります。これらは2つの文をつなぐ際に使われ、意味の関係を補足します。

  • however(しかし)
  • therefore(それゆえに)
  • moreover(その上)
  • furthermore(さらに)
  • consequently(結果として)
  • nevertheless(それにもかかわらず)
  • nonetheless(それにもかかわらず)
  • thus(したがって)
  • hence(それゆえに)
  • besides(その上)
  • otherwise(さもなければ)
  • meanwhile(その間に)
  • instead(代わりに)
  • incidentally(ちなみに)
  • indeed(実際)
  • likewise(同様に)
  • similarly(同様に)
  • accordingly(それに応じて)
  • subsequently(その後に)

 

 

5. 慣用句的な接続詞(Phrase-like Conjunctions)

複数の単語で接続詞の役割を果たすフレーズ。

  • as well as(~だけでなく)
  • in addition to(~に加えて)
  • on condition that(~という条件で)
  • for the reason that(~という理由で)
  • so long as(~する限り)
  • in the event that(~の場合には)
  • provided that(~という条件で)
  • in spite of(~にもかかわらず)
  • regardless of(~に関係なく)
  • in the same way that(~と同じように)

 

 

まとめ:英語の接続詞を効果的に使いこなそう

英語の接続詞には、等位接続詞、従属接続詞、相関接続詞の3つの主要な種類があります。これらの接続詞を正しく使い分けることで、文章の論理的な繋がりを強化し、表現力を向上させることができます。また、接続副詞を用いることで、より複雑な文をスムーズに繋げることも可能です。

重要ポイントの振り返り

  1. 等位接続詞は、同じレベルの文法要素(語、句、節など)を結びつけるために使用され、「for, and, nor, but, or, yet, so(FANBOYS)」という7つの基本形があります。これらを活用することで、簡潔で分かりやすい文を作成できます。
  2. 従属接続詞は、主節と従属節を結び、時間、条件、理由、譲歩などを表現する際に役立ちます。「because」「if」「although」などが代表例です。
  3. 相関接続詞は、ペアで使われ、文中の要素を強調したり、選択や対比を示したりする際に便利です。よく使われる相関接続詞には、「either…or」「not only…but also」があります。
  4. 接続副詞は、2つの文を論理的に繋げるために使われ、「however」「therefore」「moreover」などの語が含まれます。接続副詞を使うことで、異なる文同士の関係を明確に示すことができます。
英語の等位接続詞『FANBOYS』を理解して文章力をアップさせる方法
英語の基本接続詞FANBOYS(For, And, Nor, But, Or, Yet, So)の使い方をわかりやすく解説。接続詞を使いこなして、より論理的でわかりやすい英語の文章を書けるようになりましょう。

 

接続詞の使い方を向上させるためのヒント

  • 接続詞を適切に使用することで、文の流れを滑らかにし、論理的な繋がりを明確にできます。
  • 異なる接続詞を使い分けることで、文のバリエーションを増やし、読み手にわかりやすい文章を提供できます。
  • 各接続詞の特性を理解し、適切な場面で活用することが重要です。

英語の接続詞を正しく使いこなすことで、文章力が向上し、効果的に情報を伝えることができるようになります。この記事を参考に、ぜひ実践してみてください!

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