2. 経済・ビジネス英語で使われる高頻度単語
ビジネスニュースや経済報道を理解するには、専門的すぎないが高難度の単語の理解が不可欠です。ここでは、企業活動・金融市場・雇用・物価などの経済トピックで頻出する英単語を扱います。
- economy(エコノミー)
経済。国や地域の生産・消費・流通の仕組み。 - inflation(インフレーション)
インフレ。物価が上昇し、お金の価値が下がる現象。 - recession(リセッション)
景気後退。経済活動が鈍化し、成長が止まる状態。 - subsidy(サブシディ)
補助金。政府が特定の産業や個人に与える金銭的支援。 - tariff(タリフ)
関税。輸入品に課される税金。 - revenue(レベニュー)
収益。企業や政府の総収入。 - profit(プロフィット)
利益。収入から経費を引いた残りの金額。 - deficit(デフィシット)
赤字。支出が収入を上回っている状態。 - budget(バジェット)
予算。支出と収入の計画。 - investment(インヴェストメント)
投資。将来的な利益を期待して資金を使うこと。 - stock(ストック)
株。企業の所有権の一部を表す証券。 - dividend(ディビデンド)
配当。株主に分配される利益の一部。 - market(マーケット)
市場。商品やサービスの売買が行われる場所や状況。 - interest rate(インタレスト・レート)
金利。お金を借りたときに支払う利息の割合。 - currency(カレンシー)
通貨。国家が発行する公式なお金。 - debt(デット)
借金・負債。返済義務のある金銭。 - credit(クレジット)
信用・与信。借りる能力、またはその枠。 - loan(ローン)
ローン・融資。一定期間内に返済する前提で借りるお金。 - consumer(コンスーマー)
消費者。商品やサービスを購入・使用する人。 - demand(デマンド)
需要。ある商品やサービスを欲する量。 - supply(サプライ)
供給。商品やサービスを市場に提供する量。 - monopoly(モノポリー)
独占。1つの企業や団体が市場を支配する状態。 - merger(マージャー)
合併。2つ以上の企業が1つに統合されること。 - acquisition(アクイジション)
買収。ある企業が他の企業を買い取る行為。 - corporation(コーポレーション)
法人・企業。法的に認められた会社組織。 - entrepreneur(アントレプレナー)
起業家。新しいビジネスを立ち上げる人。 - start-up(スタートアップ)
スタートアップ。新興のベンチャー企業。 - productivity(プロダクティビティ)
生産性。同じ時間・資源でどれだけ多くの成果を出せるか。 - outsourcing(アウトソーシング)
外部委託。業務の一部を外部企業に任せること。 - innovation(イノベーション)
革新。新しい技術や仕組みによる変化や進歩。 - inflation rate(インフレーション・レート)
インフレ率。物価の上昇率を示す指標。 - unemployment(アンエンプロイメント)
失業。職を持たないが、働く意思がある状態。 - minimum wage(ミニマム・ウェイジ)
最低賃金。法律で定められた最低限の時給。 - tax evasion(タックス・イヴェイジョン)
脱税。税金を違法に逃れる行為。 - regulation(レギュレーション)
規制。業界や企業に課されるルール。 - financial crisis(ファイナンシャル・クライシス)
金融危機。銀行や市場が機能不全に陥る経済的大混乱。 - interest(インタレスト)
利子・関心。金融では預金やローンにつくお金の増減分。 - inflationary(インフレーショナリー)
インフレ傾向の。物価上昇を引き起こす状態にある。 - fiscal(フィスカル)
財政の。国家や企業の財務に関する形容詞。 - incentive(インセンティブ)
動機づけ・誘因。 行動を起こさせるための報酬やメリット。経済政策・ビジネス戦略で多用。
3. 環境・気候変動に関するニュース英単語
「気候変動とは何か?」「持続可能な社会をどう実現するか?」といった話題は、世界中のメディアで常に注目されています。環境問題や気候政策に関連する英単語を選びました。
- climate change(クライメット・チェンジ)
気候変動。地球全体の気温・天候パターンの長期的変化。 - global warming(グローバル・ウォーミング)
地球温暖化。大気中の温室効果ガス増加による気温上昇。 - carbon dioxide(カーボン・ダイオキサイド)
二酸化炭素。温室効果ガスの主要因。 - greenhouse gas(グリーンハウス・ガス)
温室効果ガス。地球を温める働きを持つ気体。 - emission(エミッション)
排出。特にガスや有害物質の放出。 - pollution(ポリューション)
汚染。空気、水、土壌などへの有害物質の影響。 - sustainability(サステイナビリティ)
持続可能性。将来にわたり自然と共生できる発展のあり方。 - renewable energy(リニューアブル・エナジー)
再生可能エネルギー。太陽光や風力など、枯渇しない資源。 - fossil fuel(フォッシル・フューエル)
化石燃料。石油・石炭・天然ガスなどの非再生エネルギー。 - deforestation(ディフォレステーション)
森林伐採。自然林を大規模に取り除く行為。 - biodiversity(バイオダイバーシティ)
生物多様性。生物種の豊かさとその相互関係。 - conservation(コンサベーション)
保全。自然や生態系を守るための取り組み。 - recycle(リサイクル)
リサイクル。資源を再利用してゴミを減らす行動。 - eco-friendly(エコ・フレンドリー)
環境にやさしい。自然環境への影響が少ないこと。 - degradable(ディグレーダブル)
分解可能な。自然に分解されて環境を汚さない性質。 - carbon footprint(カーボン・フットプリント)
炭素の足跡。個人や企業が排出するCO2の総量。 - climate crisis(クライメット・クライシス)
気候危機。気候変動が深刻化し、社会や自然に与える危機。 - ozone layer(オゾン・レイヤー)
オゾン層。紫外線から地球を守る大気中の層。 - sea level rise(シー・レベル・ライズ)
海面上昇。氷河融解などによる海の水位の上昇。 - natural disaster(ナチュラル・ディザスター)
自然災害。台風、地震、洪水などの自然による破壊的現象。 - wildfire(ワイルドファイア)
山火事。自然または人為的に発生する大規模な火災。 - drought(ドラウト)
干ばつ。長期間の降雨不足による水不足。 - ecosystem(エコシステム)
生態系。生物と環境が相互に作用する自然の仕組み。 - environmental policy(エンヴァイロメンタル・ポリシー)
環境政策。政府や組織が環境保護のために定める方針。 - carbon neutral(カーボン・ニュートラル)
カーボンニュートラル。CO2排出量と吸収量を相殺する取り組み。 - greenwashing(グリーンウォッシング)
グリーンウォッシング。見せかけの環境配慮をすること。 - sustainable development(サステイナブル・ディベロップメント)
持続可能な開発。環境と経済のバランスを重視した発展。 - climate summit(クライメット・サミット)
気候サミット。各国の首脳や専門家が集まり、気候対策を議論する会議。 - environmental degradation(エンヴァイロメンタル・デグラデーション)
環境劣化。自然環境が破壊・悪化すること。 - zero emissions(ゼロ・エミッションズ)
ゼロ排出。温室効果ガスの排出を実質ゼロにする取り組み。
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