10. 抽象概念・評価・思考力を鍛える単語群
論理的な思考や分析力を英語で表現するには、抽象度の高い語彙の習得が不可欠です。hypocrisy(偽善)、notion(概念)、paradox(逆説)など、複雑な考え方や価値観を表現する単語を紹介します。
- notion(ノウション)
概念・考え。物事の理解や基本的なイメージ。 - concept(コンセプト)
概念。あるアイデアや原則の全体像を示す語。 - principle(プリンシプル)
原則。行動や思考を導く基本的なルールや信念。 - theory(セオリー)
理論。観察や分析に基づく体系的な説明。 - hypothesis(ハイポセシス)
仮説。検証可能な前提として立てる予測的考え。 - assumption(アサンプション)
仮定・前提。議論や考察の基礎となる予想。 - perspective(パースペクティブ)
視点。物事をどう見るかという個人や文化的立場。 - framework(フレームワーク)
枠組み。理論や議論を整理する構造や構成。 - logic(ロジック)
論理。筋道の通った考え方や推論の方法。 - paradox(パラドックス)
逆説。一見矛盾しているが、深い意味を持つ命題。 - dilemma(ディレマ)
ジレンマ。どちらを選んでも困難な状況や選択肢。 - bias(バイアス)
偏見。客観性を欠いた傾きや思い込み。 - insight(インサイト)
洞察。物事の本質を見抜く鋭い理解。 - intuition(イントゥイション)
直感。理屈ではなく瞬時に感じ取る理解。 - judgment(ジャッジメント)
判断。状況に応じて評価や決定を下す力。 - evaluation(エヴァリュエイション)
評価。良し悪しや価値を測る行為。 - credibility(クレディビリティ)
信頼性。情報や発言に対する信じられる度合い。 - validity(ヴァリディティ)
妥当性。主張や理論が正当であるかどうか。 - relevance(レレヴァンス)
関連性。ある事柄が現在の話題や問題とつながっていること。 - accuracy(アキュラシー)
正確さ。情報やデータの誤りのなさ。 - ambiguity(アンビギュイティ)
曖昧さ。複数の意味に解釈できる不明瞭な状態。 - objectivity(オブジェクティビティ)
客観性。感情や立場に影響されずに判断する力。 - subjectivity(サブジェクティビティ)
主観性。個人の感情や経験に基づく見方。 - interpretation(インタープリテーション)
解釈。言葉や行動の意味を理解し説明すること。 - rational(ラショナル)
合理的な。理にかなった判断や考えに基づいている。 - irrational(イラショナル)
非合理的な。論理に反した感情的または誤った考え方。 - speculation(スペキュレーション)
推測・憶測。事実が十分でない中での仮の考え。 - principled(プリンシプルド)
信念に基づいた。道徳的・倫理的基準を持つ行動。 - cognition(コグニション)
認知。人間が情報を理解し、処理する知的活動。
ニュース英語を読む・聞く・話すには、抽象的な概念や国際的なトピックを語れる語彙力が欠かせません。
ここで紹介した300語を学べば、英字新聞・スピーキング試験・ビジネス英語にも自信が持てるようになります。
まずは興味のあるカテゴリから始めて、語彙力を少しずつ積み上げていきましょう。
そして学んだ単語を「使える英語」に変えるアウトプット練習も忘れずに。
FAQ よくある質問
ちょっと難しい英単語って、どんなのがありますか?
ニュースやエッセイでよく使われる「ちょっと難しい」英単語には、deteriorate(悪化する)、inequality(不平等)、advocate(提唱する)、reform(改革)などがあります。日常会話ではあまり使わなくても、英字新聞や試験には頻出です。
英語の難しい単語を覚えるコツはありますか?
一つずつ意味を覚えるだけでなく、例文で使い方をセットで覚えるのが効果的です。また、似た意味の単語(同義語)と一緒に覚えたり、語源を調べたりすると記憶に残りやすくなります。
ニュースに出てくる英単語はどうやって覚えればいい?
まずは「気になるニュース記事を1つ選ぶ」ことから始めましょう。記事内に出てくる難しい単語をピックアップし、意味・使い方・文脈を確認していくと、効率よく覚えられます。毎日1記事読む習慣もおすすめです。
コメント