2. 怒りの表現とは? – 不満やいらだちを表す言葉
「怒り」を伝える言葉は、ぷんぷん・いらいら・むかむかなど、心が落ち着かないときの気持ちを表します。小学生が作文で「どうして怒ったのか」を書くときに役立ちますし、心の状態を相手にわかりやすく伝えるためにも重要です。強い怒りからちょっとした不満まで、段階に応じた表現を知ることで、感情の違いを上手に表現できるようになります。
- ぷんぷん(ぷんぷん)
とても怒っているようす。 - むかむか(むかむか)
いやな気持ちがこみあげてくること。 - いらいら(いらいら)
思い通りにならず落ち着かないこと。 - かっとなる(かっとなる)
急に頭に血がのぼって怒ること。 - 怒る(おこる)
不満やいやな気持ちを表すこと。 - 腹を立てる(はらをたてる)
いやなことに対して強く怒ること。 - 怒鳴る(どなる)
大きな声で怒って言うこと。 - 八つ当たり(やつあたり)
関係のない相手に怒りをぶつけること。 - 不機嫌(ふきげん)
気持ちがすぐれず怒ったような顔をすること。 - 激怒(げきど)
とても強く怒ること。 - 立腹(りっぷく)
腹を立てて怒ること。 - ぶつぶつ(ぶつぶつ)
不満を小声でつぶやくようす。 - 苛立つ(いらだつ)
思いどおりにならず怒りを感じること。 - 怒気(どき)
怒った気持ちが外に表れているようす。 - 舌打ち(したうち)
不満や怒りをあらわすために舌を打つこと。 - 腹立たしい(はらだたしい)
いやな気持ちがして怒りを感じること。 - 怒り心頭(いかりしんとう)
とても強い怒りで頭にきていること。 - 怒号(どごう)
怒って大声をあげること。 - 激昂(げっこう)
強い怒りで気持ちが高ぶること。 - ぷんすか(ぷんすか)
子どもっぽく怒っているようす。 - 腹が立つ(はらがたつ)
いやなことがあって怒ること。 - 怒鳴り声(どなりごえ)
怒って大声を出すこと。 - 荒れる(あれる)
怒って落ち着かず乱暴なようすになること。 - 不満(ふまん)
納得できずいやな気持ちになること。 - 焦る(あせる)
思いどおりにならずいらいらする気持ち。 - 腹わたが煮えくり返る(はらわたがにえくりかえる)
とても強い怒りを感じること。 - 怒声(どせい)
怒った大きな声。 - かんかん(かんかん)
顔を真っ赤にして怒るようす。 - 不快(ふかい)
心地よくなく怒りを感じること。 - 腹の虫がおさまらない(はらのむしがおさまらない)
怒りの気持ちが消えないこと。 - どなり散らす(どなりちらす)
怒って大声を出し続けること。 - 怒り狂う(いかりくるう)
おさえられないほど怒ること。 - いきどおり(いきどおり)
強い怒りの気持ち。 - もやもや(もやもや)
はっきりしない不満や怒りを感じること。 - あきれる(あきれる)
あまりのことに怒りとあきれが混じった気持ち。 - けんか腰(けんかごし)
怒って今にもけんかしそうな態度。 - 荒々しい(あらあらしい)
怒って乱暴なようす。 - ぶち切れる(ぶちきれる)
こらえきれずに強く怒ること。 - 不平(ふへい)
納得できず怒りを感じること。 - いちゃもん(いちゃもん)
怒りを込めて無理な文句を言うこと。 - 憤る(いきどおる)
不正やいやなことに強く怒ること。 - 鬱憤を晴らす(うっぷんをはらす)
たまった怒りや不満を外に出すこと。
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