ことわざは日本の文化や知恵が詰まった素晴らしい言葉です。ことわざを覚えることで、語彙力がアップし、表現力も向上します。このページでは、小学生のうちに覚えておきたいことわざをシンプルな解説と共に紹介します。ぜひ、この機会に覚えておいて損はない有名なことわざをマスターしましょう!
覚えておきたい有名なことわざ 一覧
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- あぶはち取らず
【あぶはちとらず】
どちらも欲張って何も得られないこと。 - 溺れる者はわらをもつかむ
【おぼれるものはわらをもつかむ】
困っている時は、どんな小さな助けでも頼りたくなること。 - かえるの子はかえる
【かえるのこはかえる】
子どもは親に似ること。 - かゆいところに手が届く
【かゆいところにてがとどく】
細かいところまで気がついてくれること。 - 雉も鳴かずば撃たれまい
【きじもなかずばうたれまい】
余計なことをしなければ、災いを避けられること。 - 怪我の功名
【けがのこうみょう】
失敗や不運が、思わぬ良い結果を生むこと。 - 蓼食う虫も好き好き
【たでくうむしもすきずき】
人の好みはそれぞれであること。 - 塵も積もれば山となる
【ちりもつもればやまとなる】
小さなことでも積み重ねれば大きくなること。 - 捕らぬ狸の皮算用
【とらぬたぬきのかわざんよう】
まだ手に入っていないものをあてにして計画を立てること。 - 虎の威を借る狐
【とらのいをかるきつね】
強い者の力を借りて威張る小者。 - どんぐりの背比べ
【どんぐりのせいくらべ】
どれも同じくらいで大差がないこと。 - 無い袖は振れぬ
【ないそではふれぬ】
持っていないものは出せないこと。 - 濡れ手に粟
【ぬれてにあわ】
何も苦労せずに大きな利益を得ること。 - 喉元過ぎれば熱さを忘れる
【のどもとすぎればあつさをわすれる】
苦しいことも過ぎてしまえば忘れてしまうこと。 - 暖簾に腕押し
【のれんにうでおし】
手ごたえがないこと。 - 瓢箪から駒が出る
【ひょうたんからこまがでる】
冗談が本当になること。 - 踏んだり蹴ったり
【ふんだりけったり】
次々と悪いことが起こること。 - 豚に真珠
【ぶたにしんじゅ】
価値のわからない人に貴重なものを与えても無駄であること。 - 蒔かぬ種は生えぬ
【まかぬたねははえぬ】
努力しなければ成果は得られないこと。 - 一か八か
【いちかばちか】
成功するか失敗するかわからないが、一か八か挑戦すること。
- 一事が万事
【いちじがばんじ】
一つのことを見れば、全体もわかること。 - 一寸の虫にも五分の魂
【いっすんのむしにもごぶのたましい】
どんなに小さくても、それなりの意地や誇りがあること。 - 一寸先は闇
【いっすんさきはやみ】
未来はどうなるかわからないこと。 - 一矢報いる
【いっしむくいる】
反撃して仕返しをすること。 - 一銭を笑う者は一銭に泣く
【いっせんをわらうものはいっせんになく】
小さな金額を大事にしないと、後で苦労すること。 - 七転び八起き
【ななころびやおき】
何度失敗してもあきらめずに立ち上がること。 - 三つ子の魂百まで
【みつごのたましいひゃくまで】
幼い頃の性格や習慣は年をとっても変わらないこと。 - 三人寄れば文殊の知恵
【さんにんよればもんじゅのちえ】
三人集まれば良い知恵が出ること。 - 三度目の正直
【さんどめのしょうじき】
三度目にはうまくいくこと。 - 三日坊主
【みっかぼうず】
何かを始めてもすぐに飽きてしまうこと。 - 下手の鉄砲も数打ちゃ当たる
【へたのてっぽうもかずうちゃあたる】
下手でも何度も挑戦すれば成功すること。 - 不幸中の幸い
【ふこうちゅうのさいわい】
不幸なことがあっても、その中に良いことがあること。 - 乗りかかった船
【のりかかったふね】
始めたことは途中でやめられないこと。 - 亀の甲より年の功
【かめのこうよりとしのこう】
経験や年齢を重ねた人の知恵は貴重であること。 - 二兎を追う者は一兎をも得ず
【にとをおうものはいっとをもえず】
一度に二つのことをしようとすると、どちらも成功しないこと。 - 二度あることは三度ある
【にどあることはさんどある】
同じようなことは続けて起こることが多いこと。 - 五十歩百歩
【ごじっぽひゃっぽ】
少しの違いしかないこと。 - 井の中の蛙大海を知らず
【いのなかのかわずたいかいをしらず】
狭い世界にいて広い世界を知らないこと。 - 人のうわさも七十五日
【ひとのうわさもしちじゅうごにち】
噂はすぐに忘れられること。 - 人のふり見て我がふり直せ
【ひとのふりみてわがふりなおせ】
他人の行動を見て、自分の行動を反省すること。
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