- 人事を尽くして天命を待つ
【じんじをつくしててんめいをまつ】
最善を尽くして、後は運に任せること。 - 人間万事塞翁が馬
【にんげんばんじさいおうがうま】
人の幸不幸は予測できないこと。 - 仏の顔も三度まで
【ほとけのかおもさんどまで】
寛大な人でも何度も怒らせると怒ること。 - 他山の石
【たざんのいし】
他人の失敗を見て自分の教訓にすること。 - 住めば都
【すめばみやこ】
住み慣れればどんな場所でも住みやすくなること。 - 備えあれば憂いなし
【そなえあればうれいなし】
準備をしておけば、いざという時に困らないこと。 - 光陰矢のごとし
【こういんやのごとし】
時間が非常に早く過ぎること。 - 出る杭は打たれる
【でるくいはうたれる】
目立つ人は批判されやすいこと。 - 初心忘るべからず
【しょしんわするべからず】
最初の志を忘れないこと。 - 勝って兜の緒締める
【かってかぶとのおしめる】
勝った後も油断せず、さらに注意をすること。 - 勝てば官軍
【かてばかんぐん】
勝てば正義となること。 - 医者の不養生
【いしゃのふようじょう】
自分が勧めることを自分では実行しないこと。 - 千里の道も一歩から
【せんりのみちもいっぽから】
どんなに大きな目標でも一歩一歩進むことが大切であること。 - 口は災いの元
【くちはわざわいのもと】
軽率な言葉が大きな災いを引き起こすこと。 - 可愛い子には旅をさせよ
【かわいいこにはたびをさせよ】
子どもが成長するためには、苦労させることも大切であること。 - 同じ釜の飯を食う
【おなじかまのめしをくう】
一緒に生活を共にすること。 - 名は体を表す
【なはたいをあらわす】
名前はその人や物の性格や特徴を表していること。 - 命に過ぎたる宝なし
【いのちにすぎたるたからなし】
命ほど大切なものはないこと。 - 善は急げ
【ぜんはいそげ】
良いことはすぐに実行するべきであること。 - 嘘から出た真実
【うそからでたまこと】
冗談や嘘が思いがけず真実になること。
- 嘘つきは泥棒の始まり
【うそつきはどろぼうのはじまり】
嘘をつくことは、やがて大きな悪事を引き起こすこと。 - 嘘も方便
【うそもほうべん】
時には嘘も必要なことがあること。 - 噂をすれば影
【うわさをすればかげ】
噂をしていると、噂の本人が現れること。 - 大は小を兼ねる
【だいはしょうをかねる】
大きなものは小さなものの代わりにもなること。 - 失敗は成功のもと
【しっぱいはせいこうのもと】
失敗は成功へのステップであること。 - 好きこそ物の上手なれ
【すきこそもののじょうずなれ】
好きなことは自然と上達すること。 - 子はかすがい
【こはかすがい】
子どもは夫婦の絆を強くすること。 - 学問に王道なし
【がくもんにおうどうなし】
勉強に近道はないこと。 - 安物買いの銭失い
【やすものがいのぜにうしない】
安いものを買うと、結局は損をすること。 - 山あり谷あり
【やまありたにあり】
人生には良い時も悪い時もあること。 - 帯に短したすきに長し
【おびにみじかしたすきにながし】
どちらにも使えない中途半端なこと。 - 年寄りの冷や水
【としよりのひやみず】
年寄りが無理をすること。 - 弘法にも筆の誤り
【こうぼうにもふでのあやまり】
どんな名人でも失敗することがあること。 - 弘法筆を選ばず
【こうぼうふでをえらばず】
名人は道具を選ばないこと。 - 弱り目にたたり目
【よわりめにたたりめ】
悪いことが重なること。 - 待てば海路の日和あり
【まてばかいろのひよりあり】
辛抱強く待てば良い時が来ること。 - 後は野となれ山となれ
【あとはのとなれやまとなれ】
後のことはどうなっても構わないと投げやりになること。 - 後悔先に立たず
【こうかいさきにたたず】
後から悔やんでも遅いこと。 - 念には念を入れよ
【ねんにはねんをいれよ】
注意を重ねて、さらに注意すること。 - 思い立ったが吉日
【おもいたったがきちじつ】
何かを始めるのに良い日は思い立ったその日であること。
コメント