- 猫に小判
【ねこにこばん】
価値のわからない人に貴重なものを与えても無駄であること。 - 猫の手も借りたい
【ねこのてもかりたい】
非常に忙しいこと。 - 猿も木から落ちる
【さるもきからおちる】
どんなに得意なことでも失敗することがあること。 - 病は気から
【やまいはきから】
病気は気持ち次第で良くも悪くもなること。 - 百害あって一利なし
【ひゃくがいあっていちりなし】
害ばかりで利益が全くないこと。 - 百聞は一見に如かず
【ひゃくぶんはいっけんにしかず】
百回聞くよりも一度見る方が理解しやすいこと。 - 目から鱗が落ちる
【めからうろこがおちる】
急に真実に気づくこと。 - 目は口ほどにものを言う
【めはくちほどにものをいう】
目は言葉と同じくらい感情を表現すること。 - 知らぬが仏
【しらぬがほとけ】
知らない方が幸せなこと。 - 短気は損気
【たんきはそんき】
短気を起こすと損をすること。 - 石の上にも三年
【いしのうえにもさんねん】
辛抱強く努力すれば成功すること。 - 石橋を叩いて渡る
【いしばしをたたいてわたる】
非常に慎重なこと。 - 破竹の勢い
【はちくのいきおい】
勢いが止まらないこと。 - 立つ鳥あとを濁さず
【たつとりあとをにごさず】
立ち去る時はきちんと後始末をすること。 - 笑う門には福来る
【わらうかどにはふくきたる】
笑顔が多い家には幸福が訪れること。 - 糠に釘
【ぬかにくぎ】
効果がないこと。 - 終わり良ければすべて良し
【おわりよければすべてよし】
最後が良ければ全てが良いことになること。 - 継続は力なり
【けいぞくはちからなり】
続けることで大きな力になること。 - 縁の下の力持ち
【えんのしたのちからもち】
表には出ないが、陰で支える人のこと。 - 習うより慣れろ
【ならうよりなれろ】
学ぶより実際にやって慣れることが大切であること。
- 聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
【きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ】
質問するのは一時の恥だが、聞かないで知らないままでいるのは一生の恥であること。 - 背に腹は代えられぬ
【せにはらはかえられぬ】
必要なことのためには、他のことを犠牲にすることもやむを得ないこと。 - 背水の陣
【はいすいのじん】
決死の覚悟で物事に取り組むこと。 - 能ある鷹は爪を隠す
【のうあるたかはつめをかくす】
優れた人ほど自分の実力をひけらかさないこと。 - 腹が減っては戦ができぬ
【はらがへってはいくさができぬ】
空腹では何もできないこと。 - 臭い物に蓋をする
【くさいものにふたをする】
悪いことを隠すこと。 - 良薬は口に苦し
【りょうやくはくちににがし】
良い薬は苦いように、ためになる忠告は耳に痛いこと。 - 花より団子
【はなよりだんご】
美しいものより実際に役立つものを好むこと。 - 芸は身を助ける
【げいはみをたすける】
特技や才能が役立つこと。 - 若い時の苦労は買ってでもせよ
【わかいときのくろうはかってでもせよ】
若い時の苦労は将来のためになること。 - 蒔かぬ種は生えぬ
【まかぬたねははえぬ】
努力しなければ成果は得られないこと。 - 薮から棒
【やぶからぼう】
突然に何かが起こること。 - 虎穴に入らずんば虎児を得ず
【こけつにいらずんばこじをえず】
危険を冒さなければ大きな成果は得られないこと。 - 虫の居所が悪い
【むしのいどころがわるい】
機嫌が悪いこと。 - 蛙の子は蛙
【かえるのこはかえる】
子どもは親に似ること。 - 覆水盆に返らず
【ふくすいぼんにかえらず】
一度してしまったことは元に戻らないこと。 - 親しき仲にも礼儀あり
【したしきなかにもれいぎあり】
どんなに親しい間柄でも礼儀を忘れないこと。 - 親の七光り
【おやのななひかり】
親の名声や地位のおかげで恩恵を受けること。 - 親の心子知らず
【おやのこころこしらず】
親の気持ちは子どもにはわからないこと。 - 触らぬ神に祟りなし
【さわらぬかみにたたりなし】
余計なことに関わらない方が無難であること。
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