有名な故事成語一覧 – かっこいい言葉で言語学習を楽しく!語彙力アップで表現力を高めよう

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故事成語は、中国の古典文学や歴史的な出来事に基づいて作られた言葉や表現で、深い意味や教訓が含まれています。これらの成語は、短い言葉で豊かな表現を可能にし、語彙力を高めるための素晴らしいツールです。本記事では、特に有名な故事成語を一覧にし、その意味や由来を解説します。これらの言葉を学ぶことで、あなたの表現力が格段に向上することでしょう。

 

 

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  1. 有名な故事成語一覧
    1. 塞翁が馬(さいおうがうま)
    2. 画竜点睛(がりょうてんせい)
    3. 漁夫の利(ぎょふのり)
    4. 五里霧中(ごりむちゅう)
    5. 四面楚歌(しめんそか)
    6. 矛盾(むじゅん)
    7. 背水の陣(はいすいのじん)
    8. 虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)
    9. 羊頭狗肉(ようとうくにく)
    10. 温故知新(おんこちしん)
    11. 杞憂(きゆう)
    12. 馬耳東風(ばじとうふう)
    13. 蛇足(だそく)
    14. 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
    15. 百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
    16. 破釜沈舟(はふちんしゅう)
    17. 狐につままれる(きつねにつままれる)
    18. 鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)
    19. 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
    20. 良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)
    21. 登竜門(とうりゅうもん)
    22. 覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)
    23. 愚公移山(ぐこういざん)
    24. 鶏鳴狗盗(けいめいくとう)
    25. 牛耳を執る(ぎゅうじをとる)
    26. 大器晩成(たいきばんせい)
    27. 捲土重来(けんどちょうらい)
    28. 明鏡止水(めいきょうしすい)
    29. 朝三暮四(ちょうさんぼし)
    30. 水魚の交わり(すいぎょのまじわり)
    31. 烏合の衆(うごうのしゅう)
    32. 玉石混淆(ぎょくせきこんこう)
    33. 破天荒(はてんこう)
    34. 虎穴に入らずんば虎児を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
    35. 蛍雪の功(けいせつのこう)
    36. 逆鱗に触れる(げきりんにふれる)
    37. 間髪をいれず(かんはつをいれず)
    38. 雨だれ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
    39. 和して同ぜず(わしてどうぜず)
    40. 鳴かず飛ばず(なかずとばず)

有名な故事成語一覧

 

塞翁が馬(さいおうがうま)

  • 意味:人生の幸運や不運は予測できないということ。良いことが悪いことにつながり、悪いことが良いことにつながる場合がある。
  • 由来:中国の「塞翁」という老人が飼っていた馬が逃げたが、その馬が帰ってきた時には他の馬も連れてきたという故事から。

画竜点睛(がりょうてんせい)

  • 意味:物事の最後の仕上げをすること。特に、最も重要な部分を加えて完成させること。
  • 由来:中国の画家が竜の絵を描き、その最後に目を描いた瞬間、竜が天に飛び立ったという話から。

漁夫の利(ぎょふのり)

  • 意味:二者が争っている間に、第三者が利益を得ること。
  • 由来:中国の戦国時代、二つの国が戦っている間に第三の国がその隙を突いて利益を得たという故事から。

五里霧中(ごりむちゅう)

  • 意味:物事の判断がつかず、混乱している状態。
  • 由来:中国の戦国時代、ある将軍が霧の中で迷ったことから。

四面楚歌(しめんそか)

  • 意味:周囲がすべて敵に囲まれて孤立している状態。
  • 由来:中国の楚の項羽が漢軍に囲まれた際、四方から故郷の歌が聞こえてきて絶望したという故事から。

矛盾(むじゅん)

  • 意味:二つの事柄が互いに対立し、つじつまが合わないこと。
  • 由来:中国の商人が「どんな盾も貫く矛」と「どんな矛も防ぐ盾」を同時に売ろうとしたことから。

背水の陣(はいすいのじん)

  • 意味:全力を尽くして最後の勝負に臨むこと。また、後戻りできない覚悟を持って事に当たること。
  • 由来:中国の漢の将軍・韓信が川を背にして軍を配置し、退路を断つことで兵士たちに必死の覚悟をさせて勝利を収めた故事から。

虎の威を借る狐(とらのいをかるきつね)

  • 意味:自分自身には力がないのに、権力者の威光を借りて威張ること。
  • 由来:中国の故事で、狐が虎の威を借りて他の動物を威圧したという話から。

羊頭狗肉(ようとうくにく)

  • 意味:表面は立派に見せかけて、中身がそれに伴わないこと。また、看板に偽りありのこと。
  • 由来:中国の古代の商人が羊の頭を店頭に掲げ、実際には犬の肉を売っていたという故事から。

温故知新(おんこちしん)

  • 意味:古いことを学んで、そこから新しい知識や見解を得ること。
  • 由来:中国の孔子の教えで、古いことをよく学んで現在に活かすことの重要性を説いたもの。

杞憂(きゆう)

  • 意味:心配しなくてもいいことをあれこれと心配すること。
  • 由来:中国の杞の国の人が、天が崩れ落ちることを心配していたという故事から。

馬耳東風(ばじとうふう)

  • 意味:他人の意見や批評をまったく気にせず、聞き流すこと。
  • 由来:中国の詩人・李白の詩から、馬の耳に東風が吹いても何も感じないという意味で使われる。

蛇足(だそく)

  • 意味:余計なことをして、かえって悪くすること。
  • 由来:中国の戦国時代、蛇の絵に足を描き加えたことで、その絵が台無しになったという故事から。

井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)

  • 意味:狭い世界に閉じこもって広い世界を知らないこと。また、見識の狭いこと。
  • 由来:中国の古典「荘子」の中の一節から。

百聞は一見に如かず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)

  • 意味:百回聞くよりも一度見る方がよくわかること。
  • 由来:中国の古典「漢書」から来た言葉で、実際に体験することの重要性を示している。

破釜沈舟(はふちんしゅう)

  • 意味:決死の覚悟で事にあたること。後戻りできない状況で全力を尽くすこと。
  • 由来:中国の秦末期、劉邦の軍が釜を壊し、船を沈めて退路を断ち、勝利を収めた故事から。

狐につままれる(きつねにつままれる)

  • 意味:何が起こったのか全く理解できず、ぼんやりすること。
  • 由来:中国の古代の伝説で、狐が人を騙してぼんやりさせるという話から。

鶏口となるも牛後となるなかれ(けいこうとなるもぎゅうごとなるなかれ)

  • 意味:大きな組織の末端でいるよりも、小さな組織のトップである方がよい。
  • 由来:中国の戦国時代、韓信が「鶏の口となるも牛の後となるなかれ」と語ったという故事から。

臥薪嘗胆(がしんしょうたん)

  • 意味:大きな目標を達成するために、辛いことや苦しいことを耐え忍ぶこと。
  • 由来:中国の春秋戦国時代、越王勾践が薪の上に寝て苦しみを思い出し、胆を嘗めて復讐を誓ったという故事から。

良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)

  • 意味:効果のある薬は苦いが、病気のためにはすぐれたききめがあることから、忠告や助言は耳に痛いが、後々自分にとって役立つという意味。
  • 由来:「孔子家語」六本に由来。良い薬が苦くても健康に良いように、忠告や教えも一時的に不快でも、長期的には有益であること

登竜門(とうりゅうもん)

  • 意味:立身出世への難関や重要な試験。
  • 由来:中国の黄河にある竜門という急流を鯉が登り切ると竜になるという伝説から。

覆水盆に返らず(ふくすいぼんにかえらず)

  • 意味:一度やってしまったことは取り返しがつかないこと。
  • 由来:中国の古典「韓非子」の中で、覆った水は再び盆に戻せないという意味の故事から。

愚公移山(ぐこういざん)

  • 意味:たとえ困難なことでも、努力を続ければ必ず成し遂げられるということ。
  • 由来:中国の古代の故事で、愚公という老人が山を移すために毎日少しずつ土を運び続けたという話から。

鶏鳴狗盗(けいめいくとう)

  • 意味:些細な技術や卑劣な手段を用いること。また、そうした者たち。
  • 由来:中国の春秋時代、孟嘗君が鶏の鳴き真似をする者と、犬のように盗みをする者の助けを借りて危機を脱したという故事から。

牛耳を執る(ぎゅうじをとる)

  • 意味:集団の中で指導的な地位に立つこと。
  • 由来:中国の古代の風習で、祭りの際に牛の耳を切り取ることで、その場の支配者を示すというものから。

大器晩成(たいきばんせい)

  • 意味:大人物は時間をかけて成長するということ。才能や能力が開花するのに時間がかかること。
  • 由来:中国の古典「老子」の言葉から。

捲土重来(けんどちょうらい)

  • 意味:一度失敗した後に、再び勢いを取り戻して挑戦すること。
  • 由来:中国の古典「唐書」の詩の一節から。

明鏡止水(めいきょうしすい)

  • 意味:心が澄み切って、雑念がない静かな状態。
  • 由来:中国の古典「荘子」の中の一節から。

朝三暮四(ちょうさんぼし)

  • 意味:目先の違いにこだわって、本質を見失うこと。あるいは、言葉巧みに人を欺くこと。
  • 由来:中国の古典「列子」に登場する故事から。

水魚の交わり(すいぎょのまじわり)

  • 意味:非常に親密で切り離せない関係。
  • 由来:中国の古典「三国志」で、諸葛亮と劉備の親密な関係を例えた言葉。

烏合の衆(うごうのしゅう)

  • 意味:統制がとれていない寄せ集めの集団。
  • 由来:中国の古典「晋書」に由来する言葉。

玉石混淆(ぎょくせきこんこう)

  • 意味:良いものと悪いものが混在している状態。
  • 由来:中国の古典「晋書」の一節から。

破天荒(はてんこう)

  • 意味:今までに誰も成し遂げていないことを行うこと。
  • 由来:中国の古典「唐書」に登場する言葉で、未開の地を開拓することを指す。

虎穴に入らずんば虎児を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)

  • 意味:危険を冒さなければ大きな成功や利益を得ることはできない。
  • 由来:中国の古典「後漢書」の一節から。

蛍雪の功(けいせつのこう)

  • 意味:苦労して学問に励むことによって得た成果。
  • 由来:中国の古典「晋書」で、蛍の光や雪明かりで勉強したことから。

逆鱗に触れる(げきりんにふれる)

  • 意味:目上の人や権力者の怒りを買うこと。
  • 由来:中国の古代の伝説で、竜の鱗の中に逆さまになっている鱗があり、それに触れると竜が怒るという話から。

間髪をいれず(かんはつをいれず)

  • 意味:一瞬の猶予もなく、すぐに行動すること。
  • 由来:中国の古典「晋書」の一節から。

雨だれ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)

  • 意味:小さな努力を続けることで、大きな成果を得ること。
  • 由来:中国の古典「韓詩外伝」の一節から。

和して同ぜず(わしてどうぜず)

  • 意味:調和はするが、安易に同調しないこと。
  • 由来:中国の孔子の教えで、自分の意見を持ちつつも他人と調和することの重要性を説いたもの。

鳴かず飛ばず(なかずとばず)

  • 意味:長い間、何の活躍もしないことや、目立った成果を出さずにいる状態。将来の大きな飛躍に備えて、あえて目立たない状態にいること。
  • 由来:三国志の英雄・劉備が、才能がありながらも長い間表立った活動をしなかった諸葛亮(孔明)を評して、「大きな鳥は鳴かずに飛び立つ準備をしている」と語ったことに由来。

 

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以上、代表的な故事成語をご紹介しました。それぞれの成語には、古代から伝わる深い教訓や知恵が込められています。これらの言葉を学び、日常生活や文章に取り入れることで、より豊かな表現ができるようになるでしょう。あなたの語彙力と表現力をさらに高めるために、ぜひこれらの故事成語を活用してみてください。

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