小学生の中学年から高学年にかけては、心も言葉も大きく成長する時期です。そんな時期にこそ、良質な本との出会いが、子どもたちの想像力や考える力、そして生きる力を育ててくれます。
「どんな本を読ませたらいいの?」「読書感想文に使えるおすすめの本が知りたい」そんな保護者の方や先生の疑問に応えるために、本記事では【小学生におすすめの本100冊】をジャンル別に厳選してご紹介します。
読書習慣を自然に身につけるコツや、家庭学習や通信教育のサポートにも役立つ内容になっています。読書嫌いな子にも、ぐいぐい物語の世界に引き込まれるような、読みやすくて面白い本ばかりを集めました。
各ジャンルに簡単な説明も添えているので、目的や好みに合わせて選ぶのも簡単。
「次の一冊」が見つかる読書ガイドとして、ぜひ最後までご覧ください。
小学生におすすめの本 一覧
1. 友情や家族の絆を描いた感動ストーリー
小学生の心に残る名作の中には、友だちとの出会いや別れ、家族との深い愛情を描いた物語が多くあります。子どもたちは登場人物の気持ちに共感しながら、自分自身の人間関係や感情の扱い方について学ぶことができます。読後には温かい気持ちになれるものが多く、読書感想文にも適しているジャンルです。
- きみの友だち(重松清)
友情とは何か、本当にそばにいてくれる人とは誰なのか。静かな感動を呼ぶ物語。
Amazonで検索 - 車のいろは空のいろ(あまんきみこ)
小さな日常の中で出会う優しさや温もりを描いた、心がじんわり温まる短編集。
Amazonで検索 - モモ(ミヒャエル・エンデ)
本当の豊かさとは何か。時間と友情の意味を深く考えさせられる不朽の物語。
Amazonで検索 - となりのせきのますだくん(武田美穂)
おてんばな主人公と無口なますだくんとの交流が、子どもたちに笑いと感動を届ける。
Amazonで検索 - ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 1・2(ブレイディみかこ)
社会の中の違いや偏見を親子の対話から学ぶノンフィクションエッセイ。高学年に。
Amazonで検索 - あのときすきになったよ(薫くみこ)
友だちへの気持ちに戸惑いながらも素直になっていく少女の成長物語。
Amazonで検索 - しっぱいにかんぱい!(宮川ひろ)
失敗から立ち上がる姿と家族の励まし。ほのぼのとした日常の中にある感動。
Amazonで検索 - かあさんのいす(ベラ・B・ウィリアムズ)
働くお母さんと子どもたちが夢見る「赤い椅子」。家族愛が詰まった絵本。
Amazonで検索 - 天使のにもつ(いとうひろし)
天国からの「にもつ」を巡る兄弟の心の旅。優しさと家族の絆が胸を打つ。
Amazonで検索 - ちいちゃんのかげおくり(あまんきみこ)
戦争の悲しみと家族への想いを、静かに、深く描いた名作絵本。
Amazonで検索 - ふたりはともだち(アーノルド・ローベル)
カエルとガマくんの、やさしくておかしい日常のやりとり。友情とは何かが見えてくる。
Amazonで検索 - ずーっとずっとだいすきだよ(ハンス・ウィルヘルム)
ペットとの別れを通して「愛すること」の意味を学ぶ絵本。読後の余韻が深い。
Amazonで検索 - 椋鳩十童話集
約100年読み継がれている椋鳩十の代表作、6話を1冊に収録。
Amazonで検索 - いつでも会える(菊田まりこ)
大切な存在がいなくなっても、心の中にずっといることを伝える感動絵本。
Amazonで検索 - バッテリー(あさのあつこ)
野球を通して少年たちの葛藤と友情を描いた青春小説。高学年におすすめ。
Amazonで検索
2. ワクワクが止まらない!冒険・ファンタジーの世界へ
異世界への扉が開かれるファンタジー小説や、スリル満点の冒険物語は、読書へのモチベーションを高めるうえで最適です。魔法や不思議な生き物、謎めいた出来事が登場し、読者の想像力を大きく刺激します。初めての長編読書にもぴったりで、「本ってこんなに面白いんだ」と実感できる体験が詰まっています。
- ルドルフとイッパイアッテナ(斉藤洋)
迷い猫ルドルフと不思議な猫との出会いが生む、都市冒険ファンタジー。
Amazonで検索 - エルマーのぼうけん(R.S.ガネット)
小さな少年エルマーが竜を救うため知恵と勇気で大冒険に挑む、名作ファンタジー。
Amazonで検索 - 魔女の宅急便(角野栄子)
一人立ちする魔女・キキの成長物語。児童文学の金字塔。
Amazonで検索 - はてしない物語(ミヒャエル・エンデ)
本の世界と現実が交錯する壮大なファンタジー。読書への愛も感じられる名作。
Amazonで検索 - ネバーランドの冒険 ピーター・パン(J.M.バリー)
大人にならない少年と子どもたちの空を飛ぶ冒険。永遠の名作。
Amazonで検索 - 若おかみは小学生!(令丈ヒロ子)
旅館の若おかみになった少女のお仕事奮闘記+ちょっぴり不思議な日常。
Amazonで検索 - スイミー(レオ・レオニ)
小さな魚が知恵と勇気で仲間と困難に立ち向かう、海の小さな冒険譚。
Amazonで検索 - くまのアーネストおじさん(ガブリエル・バンサン)
孤児のねずみと音楽家のくまの交流を描いた心温まるヨーロッパ童話。
Amazonで検索 - ナルニア国物語 ライオンと魔女(C.S.ルイス)
魔法と勇気の物語。兄弟姉妹が異世界で繰り広げる壮大な冒険。
Amazonで検索 - 王さまと九人のきょうだい(君島久子/赤羽末吉)
中国民話を元にした痛快ファンタジー。個性豊かな兄弟たちが大活躍。
Amazonで検索 - グレッグのダメ日記(ジェフ・キニー)
ちょっとドジな主人公のコミカルな日常と小さな冒険が癖になるシリーズ。
Amazonで検索 - あしながおじさん(ジーン・ウェブスター)
孤児院出身の少女が奨学金で成長していく書簡形式の成長物語。
Amazonで検索 - 星の王子さま(サン=テグジュペリ)
大人になっても忘れたくない純粋なまなざし。哲学的ファンタジーの名作。
Amazonで検索 - ねこねこ日本史(コミック版)(そにしけんじ)
歴史上の人物が猫に!? ゆるくて学べる、日本史ファンタジーギャグ。
Amazonで検索 - 小さなバイキングビッケ(ルーネル・ヨンソン)
小さな体で大きな知恵。北欧バイキングの世界を舞台にした冒険児童文学。
Amazonで検索 - かいけつゾロリ シリーズ(原ゆたか)
トラブル満載のゾロリが繰り広げるドタバタ冒険コメディ。長年の人気作。
Amazonで検索 - ぼくらの七日間戦争 – 大人社会への反抗を決意した中学生たちの自由と友情の戦い。テンポの良い展開と社会性のあるテーマが魅力。 Amazonで探す
- 十五少年漂流記 – 無人島で生きることになった少年たちが、力を合わせて社会を築く冒険と成長の物語。 Amazonで探す
- 世界名作シリーズ オズの魔法使い – カンザスから魔法の国へ旅立つドロシーの冒険。仲間との絆と帰る場所の大切さを描いた名作。 Amazonで探す
- ダレン・シャン(シリーズ) – 普通の少年が吸血鬼として過酷な運命に巻き込まれていく。スリルと成長が交差するダークファンタジー。 Amazonで探す
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