4. ひらがな言葉―やさしい音とリズムを楽しむ表現
「いのち」「こころ」「ありがとう」など、ひらがなのみで構成された言葉は、丸みのある線が多く、柔らかな印象を与えます。小学生にも親しみやすく、感情のこもった言葉が多いため、情緒教育や道徳と結びつけやすいのが特徴です。小学校低学年との交流作品や贈り物にもおすすめです。
- こころ
気持ちや思いやりを表すやさしい言葉。 - いのち
生きていること、大切にするべきもの。 - ありがとう
日々の感謝の気持ちを伝える魔法の言葉。 - がんばる
目標に向かって努力しようとする気持ち。 - うれしい
幸せを感じたときに自然に出る言葉。 - たのしい
わくわくする気持ちや時間のこと。 - やさしい
人に対する思いやりや温かさをあらわす。 - まけない
負けそうでも気持ちで立ち向かう意志。 - はなび
夏の風物詩。はじける音と一瞬の輝きを感じさせる。 - あした
未来を信じて、明日へと進む希望をこめた言葉。 - わくわく
楽しいことを待つ心の高鳴り。ポジティブな響き。 - まけないきもち
負けそうなときにも立ち上がる力強さを表す。 - みんなのちから
協力し合うことの大切さをやさしい音で伝える。 - まほう
夢や不思議な力、想像の世界を広げる可愛らしい表現。 - ゆうき
勇気。勇気を出して前に進む強さとあたたかさ。 - がんばるぞ
前向きな気持ちを自分に言い聞かせるような決意。
5. 季節を感じる言葉―春夏秋冬を彩る書道表現とは
「桜」「雪」「紅葉」「涼風」など、季節にちなんだ言葉は、書に季節感を込める素敵な方法です。書道の授業や展示では、季節の行事や自然の変化とともに言葉の意味や風情を学べます。感性を育て、日本文化への理解を深めるためにも、書き表す価値があります。
- 春風(しゅんぷう)
あたたかくやさしい春の風。 - 桜花(おうか)
春を代表する花。日本の象徴でもある。 - 新緑(しんりょく)
春から初夏にかけて芽吹く若葉の緑。 - 風鈴(ふうりん)
夏の風物詩。涼しげな音色が心を和ませる。 - 入道雲(にゅうどうぐも)
夏の空に大きくわく雲。夏らしいダイナミックさ。 - 向日葵(ひまわり)
太陽に向かって咲く、元気いっぱいの花。 - 秋風(あきかぜ)
少し肌寒くて、物思いにふける秋の風。 - 紅葉(こうよう)
秋に色づく木々の葉。季節の深まりを表す。 - 月夜(つきよ)
秋の夜空に月が輝く、美しい情景。 - 冬空(ふゆぞら)
澄んで冷たい冬の空を表す表現。 - 雪景色(ゆきげしき)
真っ白な世界が広がる、静かな風景。 - 立春(りっしゅん)
暦の上での春の始まり。春を待つ希望の言葉。 - 春雷(しゅんらい)
春の初めに鳴る雷。季節の変化のしるし。 - 七草(ななくさ)
お正月明けに食べる春の行事食。無病息災を願う伝統。 - 元日(がんじつ)
一年の最初の日。新たな始まりを意味する日。 - 元旦(がんたん)
元日の朝。年の初めのすがすがしい時間を表す。 - 冬山(ふゆやま)
雪に覆われた山。寒さの中に静けさと美しさを秘める。 - 初夢(はつゆめ)
新年に見る夢。夢の中の願いや未来の象徴。 - 初日(はつひ)
新年最初に昇る太陽。希望の光。 - 初雪(はつゆき)
その年に最初に降る雪。新たな季節の訪れを告げる。 - 卒業(そつぎょう)
一つの成長の節目。未来への旅立ちの言葉。 - 若草(わかくさ)
春の訪れを感じさせる、若くて柔らかな草の芽。 - 迎春(げいしゅん)
春を迎えるという新年らしいおめでたい言葉。 - 春光(しゅんこう)
春の日差しのあたたかさ。自然と心が晴れるような語感。
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