6. 心や気持ちを表す言葉―「感情」を文字で伝える力とは
「勇気」「感謝」「信じる」などの心に関する言葉は、子どもたち自身の気持ちとリンクしやすく、文字に気持ちを込めて表現できます。自己肯定感を育む言葉を選ぶことで、書道が自己表現や心の成長の場にもなります。道徳教育や卒業作品にも活用できます。
- 感謝（かんしゃ）
ありがたい気持ちを表す、心の基本。 - 勇気（ゆうき）
こわくても前に進もうとする強い気持ち。 - 誠実（せいじつ）
うそをつかず、まっすぐで正直なこと。 - 友情（ゆうじょう）
友だちとのつながりと信頼の心。 - 信頼（しんらい）
人を信じて頼りにする気持ち。 - 慈愛（じあい）
深い思いやりとあたたかな愛情。 - 感動（かんどう）
心が動かされるような強い気持ち。 - 喜び（よろこび）
うれしくて、心から笑顔になること。 - 笑顔（えがお）
明るくやさしい表情で、人を元気にする。 - 絆（きずな）
人との深い結びつき。家族や友人との関係。 - 信念（しんねん）
ゆるがない考えや自分を信じる気持ち。 - 安心（あんしん）
不安がなくなって、心が落ち着いていること。 - 優しさ（やさしさ）
思いやりや親切な気持ち。人に寄り添う心。 - まごころ
うそやごまかしのない、純粋な心。 - 感激（かんげき）
心が大きくゆさぶられて、深く感じ入ること。 - 満足（まんぞく）
思い通りにいって、心が満たされる感じ。 - 励まし（はげまし）
人に元気を与えるやさしい言葉や行動。 - 共感（きょうかん）
相手の気持ちに寄りそって理解すること。
7. 自然や風景を描く言葉―目に見える美しさを文字で表現
「山川」「青空」「月夜」など、自然を感じる言葉は、視覚的なイメージが湧きやすく、文字に情景を込めて書く楽しさがあります。絵画的な感性とリンクさせることで、芸術的な感覚も高められます。校外学習や自然体験のあとに取り組む書道作品にも最適です。
- 山川（さんせん）
山と川。大自然を象徴する古風な言葉。 - 青空（あおぞら）
晴れ渡った空。明るく前向きな印象。 - 星空（ほしぞら）
夜空に広がる星のきらめき。ロマンがある。 - 雲海（うんかい）
山の上から見下ろす雲の海のような風景。 - 朝日（あさひ）
一日の始まりを告げる希望の光。 - 夕焼け（ゆうやけ）
日が沈む前の赤く染まった空の美しさ。 - 流水（りゅうすい）
さらさらと流れる水のような穏やかさと力。 - 清風（せいふう）
涼しくさわやかな風。心まで清らかになる。 - 森羅（しんら）
森や自然が生み出す壮大な世界観。 - 満月（まんげつ）
丸く輝く月。静かな夜の象徴。 - 落葉（らくよう）
秋の訪れを知らせる風景。物思いを誘う。 - 朝露（あさつゆ）
朝早く、草花に宿る小さなしずく。 - 晴天（せいてん）
くもりのない、澄んだ空模様。 - 霧雨（きりさめ）
やさしく降る雨。情緒を感じさせる天気。
8. 行動や生き方を表す言葉―未来を意識した前向きな表現
「挑戦」「進む」「努力」など、行動や意志を示す言葉は、小学校高学年にふさわしい前向きなテーマです。卒業や進学など人生の節目に自分の姿勢を込めて書くことで、強いメッセージ性を持ちます。モチベーションを高める言葉としても選ばれています。
- 挑戦（ちょうせん）
あたらしいことに勇気を出して立ち向かうこと。 - 前進（ぜんしん）
前に向かって一歩ずつ進むこと。 - 行動（こうどう）
考えるだけでなく、実際に動くこと。 - 集中（しゅうちゅう）
心を一つにして取り組む姿勢。 - 自立（じりつ）
人に頼らず、自分で考えて動くこと。 - 挑む（いどむ）
困難や新しいことに全力で取り組む姿勢。 - 学ぶ（まなぶ）
知識や経験を取り入れて、成長すること。 - 信じる（しんじる）
自分や他人の可能性を信じて前に進む。 - 貫く（つらぬく）
自分の考えを最後までやりぬくこと。 - 続ける（つづける）
毎日こつこつ、あきらめずに積み重ねる。 - 克服（こくふく）
困難や苦手をのりこえる強さ。 - 発見（はっけん）
新しいことに気づいて知るよろこび。 - 飛躍（ひやく）
大きく成長し、前に進むこと。
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